管理番号 | 新品 :53450429 | 発売日 | 2024/02/20 | 定価 | 16,500円 | 型番 | 53450429 | ||
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多くの商品がある中で当工房の製品をご覧いただきありがとうございます。こちらは革製のタブレット用スリーブケースになります。◆3月31日までに購入していただきますと4月末の納品になります。お時間いただきます事ご了承下さい。当工房の商品はでは『霧』を由来に名前を付けました。日中の霧は霞(かすみ)と呼ばれ、夜の霧は朧(おぼろ)と呼ばれています。『朧』は春の季語として使われる言葉で、霧に包まれたおぼろげな月夜の情景をスリーブケースに写しています。私の私のふるさと二本松は市内の西側に奥羽山脈が連なり百名山の一つに数えられる安達太良山が市内を見下ろし、阿武隈川が市内の中央を南から北へ流れています。室町時代山時代から二本松の地形は要所とされ何代にも当主が変わりながらお城が築城、改築されていきました。福島県の中央から吹く風は阿武隈川沿いに北上するとたくさんの山々にぶつかります。急な上昇気流が発生し二本松は霧が多く発生しやすい土地となります。そのような土地に立つお城の事をいつの間にか『霞ヶ城』と呼ぶようになりました。霞ヶ城を由来とし霧のある情景を名前につけています。当工房の製品は革の染料の代わりに漆を塗りこんであります。革に漆を塗り込みそれが乾く前に金箔やプラチナ箔を押して漆が乾く事で革に箔を定着させています。この技法は文化財の修復の『箔押し』を応用した技術です。また、箔を蒔いていくため写真とは同じデザインになりません。全てが1点もので世界に1つのスリーブケースです。【篤工房について】「篤」とは、「行き届く」「真心がこもっていて念入りである」「手厚い」などを意味する言葉です。篤工房(とくこうぼう)は、文化財修復を行う神楽神楽工房はしもとの工房主が革に魅せられ、自分の持つ伝統技法のひとつ『漆塗』の技法と『箔押し』の二つの技法を活かして真心込めて製作を行う、革製品のブランド名です。漆=高級、手入れが大変などなかなか手が出しにくい印象を受けていると思いますがそのような事はありません。身近なもので革のある生活、漆のある生活をしていただけたら嬉しいと思います。革は永く使っていただけるように普段使用している革より倍以上厚い2.6mmの革を使用します。スリットの内側の角を削り取りタブレットを出し入れしやすくしています。10.2inch~11inchのタブレットに対応しています。【霞シリーズ】スリーブケース 夕霞~ゆうかすみ~https://www.creema.jp/item/11362591/detailスリーブケース 霞~かすみ~https://www.creema.jp/item/11092647/detaiしおり 朝霞~あさか~https://www.creema.jp/item/11105587/detail文庫本カバー 朝霞~あさか~https://www.creema.jp/item/11092391/detail【size】 縦 × 横 × 厚み 21cm × 31cm × 3cm【材料】 『朧』 牛革 黒漆 金箔 黒箔下漆【再入荷について】 ご注文後4週間~6週間のお時間をいただいております。【革について】革には傷跡や皺、虫刺されの跡や血管の跡など、動物が生きた証が記されています。それこそが革の魅力といえるでしょう。購入された革製品に生きた証がありましたら温かい目で見守っていただけると幸いです。 【当工房について製品の注意点】※注意1漆が乾いた後に箔の上から薄く漆を塗ってコーティングしてあり金箔が取りにくくしてありますが、完全ではありません。固いもので強く引っかいたりすると箔が取れる事がございます。※注意2当工房の商品は漆を塗っているため肌が漆に弱い方は漆かぶれになる可能性があります。製作後一か月乾燥し続けたあと出荷していますが、体質によってはカブれる事がございます。もしカブれるようなことがありましたら、お近くの皮膚科まで受診していただきますようお願い致します。※注意3当工房は漆を希薄する時に楠(くすのき)の精油を使用しています。品物が手元に届けられたとき、楠の香りがきつく感じる事がございますが、2か月~3か月経つと自然と香りが無くなってきます。上記の3つの注意点をご理解してご購入していただけたら幸いです。